「履歴」がクレジットカードの審査に与える影響とは?
クレジットカードには「利用履歴」と「申請履歴」というものがあります。
この2つですが、それぞれがクレジットカードの審査に影響があることを、ご存じでしょうか?
今回は、この履歴がクレジットカードにおいて何の影響を与えるか解説します。
状況によっては審査に落ちることもあるので、申し込む前に必ず確認してみてください!
「利用履歴」が与える影響
まずは「利用履歴 (利用実績)」に関する審査の影響度を解説します。
利用履歴とは、すでに保有するクレジットカードでの利用実績のこと。
例えば、毎月の引落日に請求額を返済すれば「良い評価」を、反対に滞れば「悪い評価」を付けられます。
この利用履歴ですが、クレジットカードだと以下の審査において影響が出ます。
- 新しいクレジットカードを作る審査のとき
- クレジットカードが更新される審査のとき
- キャッシング枠を設ける審査のとき
- 利用限度額の増枠をする審査のとき
クレジットカードの審査において、利用履歴は必ず確認されるもの。
そのため、基本的にはクレジットカードに関する全審査で利用履歴は影響します。
当然ながら、返済が滞ったり滞る回数が多かったりすると、審査に落ちやすくなることも。
反対に良い評価を積むことができれば、ランクの高いクレジットカードを作れたり、利用限度額を増枠してもらえたりします!
「申請履歴」が与える影響
次に「申請履歴 (申請記録)」に関する審査の影響度を解説します。
申請履歴とは、過去にクレジットカードを申し込んだときの記録のこと。
例えば「クレジットカードA」を申し込むと、その情報は信用情報機関に登録されます。
この情報ですが、審査のとき発行会社は確認する義務があります。
そのため、発行会社は申請履歴を知ることができ、結果として審査に影響が出るのです。
ちなみに、この申請履歴から何を見るかは以下の通り。
- 直近 (約半年) で申し込んだクレジットカードの枚数
- 1度に大量のクレジットカードを申し込んでいないか
詳細は割愛しますが、1度に多くのクレジットカードを作ろうとすると、審査に落ちやすくなります。
どれくらい申し込んだかは、履歴を見られれば一目瞭然。
申請するにしても、半年で2~3枚に止めておくのが良いでしょう、
信用情報機関の登録情報は開示請求できる!
自身の利用履歴と申請履歴が気になる人も居ることでしょう。
この利用履歴と申請履歴は信用情報機関が管理しており、自身のものであれば閲覧できます!
情報の開示は「信用情報機関 (CIC) の公式サイト」から行うことが可能。
ネット上から簡単に確認できるので、気になる人は申請前に開示請求をしてみると良いでしょう!
審査が甘いとされるクレジットカード!
仮に申請履歴と利用履歴の評価が悪い場合、審査は通りにくいのが現状です。
それぞれに登録期間があるので、審査に通らないときは期間が明けてからをおすすめします。
ただ、すぐにでもクレジットカードを欲しい場合、長期間も待つのは困難でしょう。
その場合、審査に通りやすいとされるクレジットカードを検討してみてはいかがですか?
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