クレジットカードのセキュリティ事情!悪用の実情とその対策とは?

クレジットカードを不正利用から守るセキュリティ事情とは!

買い物の際にクレジットカードを使う機会は増えましたよね。
特にネットショッピングでは、クレジットカード情報を登録しておけば、どこにいても買い物ができるので重宝している方もいることでしょう。

そんなクレジットカードでの買い物が便利になった反面、セキュリティ面の問題も浮上しています。
個人情報の流出や不正利用の被害が報告されているため、クレジットカードのセキュリティ面が心配になることも。

そこで今回は、クレジットカードにはどのようなセキュリティが施されているか解説します。
また、クレジットカードを狙った犯罪手口や、悪用から身を守るセキュリティ対策も紹介するので、ぜひご覧ください!

クレジットカードはどのように悪用される?

セキュリティ対策

クレジットカードは、意外にも悪用による被害額が出ています。
日本クレジット協会の調べによると、平成29年10月~12月の3ヶ月だけで不正使用による被害額は59.6億円にもなるそうです。

参照サイト:クレジットカード不正使用被害の集計結果について|一般社団法人日本クレジット協会

クレジットカードのこうした被害はどのようにして行われるのでしょうか?
ここでは、クレジットカードの不正使用における現状と、その手口を紹介します。

フィッシング詐欺

セキュリティ対策

フィッシング詐欺とは、信頼性の高いサイトと偽り、サイトに訪れた方の個人情報を盗むという犯罪のことです。

本物そっくりに偽サイトを作り上げているため、訪れた方は偽物だと気づくことができず、クレジットカード情報や個人情報を入力してしまうケースが多発。

見分けるにはURLを確認すれば良いのですが、それも「iがl」「nがm」と見分けが付かない作りであることが多いため、なかなか気づけないのです。

スキミング

セキュリティ対策

スキミングとは、「スキマー」と呼ばれる機器を使い、磁気ストライプからクレジットカード情報を盗み取る犯罪のこと。

スキマーはATM等の「カード差込口」そっくりに作られており、一見すると傍からはスキマーが装着してあるか見分けがつきません。
そのため、ATM利用者はスキマーの存在に気づくことができず、クレジットカード情報を丸々盗まれてしまうのです。

スパイウェア

セキュリティ対策

スパイウェアとは、悪質なソフトを送り付け、それをインストールした方の個人情報を盗みだすというもの。

信頼性の高いECサイトや金融機関と偽ってメールを送ってくることが多く、添付されたソフトやURLをクリックすると悪質なソフトがインストールされるという手口です。

もしインストールしてしまうと、知らない内にクレジットカード情報や個人情報が流出していた…なんてことにもなりかねないので、不審なメールを開いたり不用意にクリックしたりするのは止めておきましょう。

盗難

セキュリティ対策

クレジットカードを利用するなら、盗難にも気をつけなければいけません。
「泥酔していて意識がなかった」「財布を置いたまま席を離れてしまった」なんてことがあれば、クレジットカードは盗まれてしまうこともあります。

最近では「給油専用」としたクレジットカードを車に置いたままにしてしまい、車上荒らしに遭って盗まれたということも。
なので、クレジットカードはなるべく肌身離さず持ち歩くように心掛けましょう。

セキュリティ対策は、たくさん施されている!

セキュリティ対策

上記のような犯罪から身を守るために、まずは自身の危機管理を高めなくてはいけません。
「フィッシング詐欺」「スキミング」「スパイウェア」「盗難」、どれも気を付けていれば防げることなので、まずはこれらの犯罪手口を知っておきましょう。

またクレジットカードには、こうした犯罪からカード情報を守るためのセキュリティ対策が施されています。

ここでは、どのようなセキュリティ対策が行われているか紹介するのでご覧ください。

クレジットカード情報を記録した『ICチップ』

セキュリティ対策

最近のクレジットカードは、券面の左側を見てみるとICチップが搭載されているのが分かります。

ICチップは見た目こそ小さいですが、中には膨大な量のクレジットカード情報を記録。
従来の磁気ストライプよりも情報量が多いため、簡単にはスキミングされないようなセキュリティレベルとなっています!

2020年には全てのクレジットカードにICチップが搭載されるそうなので、これからのクレジットカードはスキミングのセキュリティ面が安心ですね。

購入時に入力しないと買えない『暗証番号』

セキュリティ対策

ICチップ導入により、決済時には暗証番号の入力がセキュリティ対策として必要になりました。
この暗証番号には、クレジットカードを申請した際に決めた4桁の番号を使用し、入力されないと買い物ができない仕様となっています。

入力を数回間違えるとクレジットカードにロックがかかり、以降レジ決済での買い物ができない状態に。
こうした厳重なセキュリティとなっているため、盗難に遭ってもクレジットカードを第三者に使われる被害から守ってくれるのです。

3桁のセキュリティコード『CVV/CVC』

セキュリティ対策

クレジットカードの券面裏には、署名欄のところに3桁の番号が記載されています。
これをセキュリティコードというのですが、ネットショッピング等ではこのセキュリティコードの入力が必ず求められます。

セキュリティコードが入力がされない限りは決済が完了しないため、第三者によるなりすましを防ぐことが可能です!

クレジットカードに『アナタの顔写真』

セキュリティ対策

券面の裏側に、保有者の顔写真が載るクレジットカードがあります。
顔写真が載ることで、クレジットカードが利用者本人の物であるかの確認を店員側が取れるため、第三者による不正利用を防ぐことができるのです。

また、海外ではクレジットカードが身分証明書の代わりとして使えるので、顔写真が載ることで身分証明書としての効力がより増すことになるでしょう。

クレジットカードに顔写真掲載というセキュリティ対策を取るのは、今のところ三井住友のクレジットカードのみ。
しかし、今後はセキュリティの一環として全てのクレジットカードに導入されるかも知れませんね。

本人だけが知る秘密のパスワード『3Dセキュア』

セキュリティ対策

従来のネットショッピング等では、カード番号・氏名・有効期限・セキュリティコードといった「クレジットカードに掲載されている情報」を入力することで買い物ができていました。

しかし、これではクレジットカード本体があれば誰でも入力ができてしまうため、セキュリティ対策どころか不正利用が簡単に行いやすかったと言えます。

そのため、上記の情報以外に「本人しか知らないパスワード」をプラスすることで、第三者の不正利用を防ぐようにしました。
そのセキュリティ対策として考えられたのが3Dセキュアです!

3Dセキュアは英数字の羅列以外に、「パーソナルメッセージ」という文章化したパスワードも設定できるため、セキュリティをより強固なものにすることが可能。

登録自体は無料でできる他、3Dセキュアの入力無しに決済が認証されないサイトも増えているので、クレジットカードを利用されるならこのセキュリティ対策はお早めに!

1度限り!使い捨て!『ワンタイムパスワード』

セキュリティ対策

ワンタイムパスワードとは、その名の通り1度限りの使い捨てパスワードのこと。
1回限り有効なうえ、時間が経つとそのパスワードは無効になるため、不正利用から守るセキュリティとして活躍しています!

3Dセキュアと合わさることで、本人認証によるセキュリティ強化を大きく図ることが可能。
ネットショッピング等をよく利用される方は、セキュリティ強化のために導入を検討してみることをおすすめします。

ネットショッピングを安全に使える『バーチャルカード』

セキュリティ対策

バーチャルカードは、ネットショッピングの際に利用するカードのこと!
クレジットカードと同じく16桁のカード番号が与えられ、ネットショッピングにおいてクレジットカードと同じように使うことができます。

バーチャルカードを発行する意味は、クレジットカードのカード番号を入力する必要がないため、カード番号の流出を防ぎます。
仮にバーチャルカードのカード番号が流出しても、こちらはすぐに破棄して再発行できるため、流出しても実害は少なくて済むのです。

悪用の可能性がある買い物から守る『不正使用検知システム』

セキュリティ対策

クレジットカード会社では、過去の不正利用における状況をデータベースに保管しており、それに似た使い方がされているのを発見すると、自動でロックをかけるシステムを導入しています。
不正の疑いがあると見られる行動は利用停止になるので、第三者からの悪用を防ぐことができます!

もし利用者自身の買い物でロックがかかった場合は、発行会社に連絡を入れることで簡単に解除可能。
連絡はクレジットカード裏面に記載された電話番号にかけるだけなので、ロックされた場合には連絡してみてください。

各発行会社が行っているセキュリティ対策とは?

セキュリティ対策

悪用対策のためにも、クレジットカードには上記のセキュリティが備わっているのが好ましいです。

では、どのクレジットカードならセキュリティが施されているのでしょうか?
発行会社8社をピックアップし、上記のセキュリティの中から「ICチップ」「顔写真」「3Dセキュア」「バーチャルカード」が備わっているかの確認を行います。

発行会社 ICチップ 顔写真 3Dセキュア バーチャルカード
三井住友
JCB ×
オリコ ×
ライフカード ×
エポス ×
MUFG ×
楽天 ×
セゾン × ×

「顔写真」のセキュリティが施されているのは、現状だと三井住友のクレジットカードのみ。
そのため、他のクレジットカードよりもセキュリティ面が1歩秀でていると言えます。

しかし、それ以外のセキュリティは基本的にどのクレジットカードも対応し始めています!
なので、クレジットカードを選ぶときは、セキュリティ面ついては安心されて良いかと思います。

もし上記の発行会社からクレジットカードを選ぶときは、下記の3枚がおすすめです!
この3枚はセキュリティ面に強く、またサービスの質も良いクレジットカードとなので、ぜひご覧ください。

JCBカードW

セキュリティ対策

JCBカードWは、ポイントを貯めやすいクレジットカード。
他のJCB系クレジットカードに比べ2倍のポイントが貰える仕組みとなっているため、還元率が1.0%を超える優秀な1枚です!

そんなJCBカードWには「オリジナルパートナーシリーズ」というものがあり、選ばれている対象店舗での利用では、貰えるポイントがさらにアップ。
セブンイレブンやスターバックス、それからAmazonも対象店舗の1つに選ばれているので、ポイントを大量獲得する機会は多いのではないでしょうか!

ネットショッピングを利用する際には、3Dセキュアを始め、ワンタイムパスワードや不正使用検知システムによるセキュリティ対策もしっかりしているため、安心して買い物ができることでしょう。

また嬉しいことに年会費が無料なので、誰でも負担なく使える理想の1枚。
セキュリティ面も信頼がおけるクレジットカードなので、ぜひ検討してみてください!

オリコカード

セキュリティ対策

オリコカードは、こちらも同じくポイント還元率が1.0%のクレジットカード。
しかも、入会から半年間は2倍のポイントが貰える特典が付帯しているので、大量のポイントが獲得できます!

ポイントを大量に得られる機会は、これだけではありません。
オリコカードは、発行会社が運営するショッピングモール型サイト「オリコモール」を利用することで、なんと還元率が最大15%までアップします。

オリコモールに加盟しているサイトには、あのAmazonや楽天市場、それからYahoo!ショッピングなどもあるため、利便性は非常に高いことが分かります。
利用する際は3Dセキュアが求められるので、本人認証もセキュリティ対策もバッチリ!

こちらのクレジットカードも年会費が永久無料なので、負担は一切ありません。
使い勝手が良く、また安心のセキュリティが講じられているクレジットカードなので、ぜひご利用ください!

楽天カード

セキュリティ対策

楽天カードは、上記の2枚と同じく還元率1.0%のクレジットカード。
しかし、楽天市場で利用する場合には、3倍ものポイントが獲得できる高還元のクレジットカードとして活躍します!

ポイントを始め、利便性の高いサービスを持つ楽天カードは、2018年度顧客満足度においてクレジットカード業種第1位を獲得。
しかもこれは10年連続という結果なので、いかに利用者の心を掴んでいるかが分かります。

参照サイト:2018年度日本版顧客満足度調査において、10年連続クレジットカード業種第1位を獲得|楽天株式会社

セキュリティ面では、上記で紹介したもの以外に「楽天カードを使うとメールで通知が来るようにできる」といったことが可能。
そのため、第三者が使ったことがすぐ確認できるため、不正利用のリスクを軽減することもできます!

年会費無料であり、顧客満足度も高い楽天カード。
使い始めればきっとアナタも満足のいくクレジットカードなので、ぜひ発行してみてください!

セキュリティが強化されたクレジットカードを持とう!

セキュリティ対策

悪用とセキュリティ強化はイタチごっこの関係にあるため、クレジットカードは常にセキュリティ強化が施された最新のものを持つのが得策です。

上記の表の通り、どのクレジットカード会社もセキュリティ面に力を注いでいます。
そのため、紹介したクレジットカード以外のものも、安心して利用できることでしょう。

もし紹介したクレジットカード以外を検討したいという方は、こちらの記事もご参考にしてください!
おすすめのクレジットカードを用途別に紹介しているので、アナタにあった1枚が見つかることかと思います。

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