審査情報で法人カードを徹底比較!
法人カードの審査情報は、各発行会社の公式サイトにも明記されていません。
基本的には、ブラックボックスの情報となっています。
ただ、法人カードの導入を検討している方の中には、審査情報をもとに比較して選びたいと考えている方も多いことでしょう。
そんな法人カードの審査情報は、実はある4つの項目を確認する事で推測が可能。
その項目をもとに法人カードを比較すれば、審査に通りやすいものを見つけ出せるはずです。
そこで今回は、法人カードを審査情報で比較する際に、見て欲しい4つの重要項目を一挙に紹介します。
4つの比較項目を知ることで、より審査に甘い法人カードを導き出せることでしょう。
さらに、今回紹介する4つの項目を参考に、審査が甘い可能性の高い法人カード5枚を徹底比較!
その上で最もおすすめの法人カードも紹介するので、ぜひ最後まで見てみてください!
法人カードを審査で比較する際の重要項目について
それでは早速、法人カードを審査情報で比較する際に見るべき重要項目について紹介します。
口コミは要確認!

法人カードの審査情報を比較する上で「口コミの確認」は欠かせません。
これは、法人カードの審査に関する口コミを比較することにより、通りやすいのか推測できるためです。
例えば、審査が甘いと言われている法人カードであれば、「会社を設立してすぐ申請したけど、無事通過できました!」といった口コミが多数見受けられます。
こういった法人カードは、審査の際に会社の実績をあまり重要視していないのではと推測できます。
ひいては、審査に通りやすい可能性が高いという訳です。
また、法人カードの情報をまとめているサイトの中には、審査の通りやすさを比較して数値化しているところもあります。
そのデータを見れば、法人カードごとの審査の甘さがより明瞭に分かるため、確認してみることをおすすめします。
必要書類もチェック!

申請時に必要な書類が少ない法人カードも、審査に比較的通りやすいと言われています。
その理由は、必要書類が少ないほど、審査の際「収益」や「売上」、はたまた「事業内容」について深く見られる可能性が低くなるためです。
例えば、審査が緩い可能性のある法人カードの場合、必要書類として提出するのは「本人確認書類」のみであることがほとんど。
「登記簿謄本」や「決算書」といった書類の提出が不要です。
そういった法人カードは、会社の財務状況や事業内容をあまり見ていないのではと言われています。
よって、審査がそこまで厳しくないと推測可能です。
以下の比較表にて、審査が甘いと言われている2枚と、そうではない可能性が高い法人カードの必要書類を比べています。
法人カード名 | 三井住友ビジネス クラシックカード forOwners | アメックス・ ビジネスゴールド | JCBプラチナ 法人カード |
---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
必要書類(法人) | 本人確認書類 | 本人確認書類 | 法人の本人確認書類 本人確認書類 |
必要書類 (個人事業主) | 本人確認書類 | 本人確認書類 | 本人確認書類2点 |
比較表の通り、審査に通りやすい可能性がある「三井住友ビジネスクラシックforOwners」と、「アメックス・ビジネスゴールド*注」の必要書類は、法人であろうと個人事業主であろうと「本人確認書類」の1点のみ。
(注: 法人の場合、「商業登記簿謄本」と「登記事項証明書」の提出が求められることもあります)
一方で、「JCBプラチナ法人カード」は、法人・個人事業主どちらの場合も、2点以上の必要書類を提出しなければいけません。
上記2枚の法人カードと比較して、必要書類が多くなるということは、審査を様々な観点から行う可能性が高いということ。
必要書類が少ないものと比較すると、審査が厳しくなる傾向にあるようです。
なので、審査に甘い法人カードを見つけ出したいなら、必要書類の数を比較して、できる限り少ないものを選ぶようにしましょう。
よって、法人カードの申請時に必要な書類は、基本的にそこまで多くないということを覚えておきましょう。
発行までの期間も確認!

法人カードによって、発行に要する期間は異なります。
この発行までの期間が短いほど、審査に緩いのではと推測可能。
というのも、発行期間が短いということは、審査に掛ける時間も短いのではと考えられるためです。
例えば、審査が甘いと言われている法人カードの中には、発行に要する期間が最短で4営業日ほどのものも存在します。
これほどまでに発行までの期間が短いと、他の法人カードと比較して審査に掛ける時間も短いことでしょう。
なので、審査が緩い法人カードに申請したい方は、発行までの期間も比較するようにしてください。
以下の表にて、法人カード3枚の発行期間を比較してみました。
法人カード名 | ライフカード・ビジネスライトスタンダード | JCB一般法人カード | アメックス・ビジネスゴールド |
---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
発行までの期間 | 最短4営業日*注1 | 約2~3週間*注2 | 約10日*注3 |
注1: 参照ライフカードビジネスライト
注2: 参照法人カードの審査に必要なものとは?
注3: 審査に掛ける日数です。/参照アメリカン・エキスプレスのカードオンライン申し込みによるカード発行までの流れ
比較表の通り、「ライフカード・ビジネスライトスタンダード」の発行期間は、他の2枚と比較しても非常に短くなっています。
こういった法人カードであれば、審査に掛ける時間も短いのではと考えられます。
審査に掛ける時間が短いということは、そこまで厳しく会社の実績や申請者の信用情報を見ないはず。
そのため、発行に要する期間が短いほど、審査に通る可能性は高くなることでしょう。
申し込み資格も要チェック!

申し込み資格も比較することにより、審査が甘い法人カードを見つけ出せるかもしれません。
これは、審査が厳しいと言われている法人カードの場合、申し込み資格にて年齢制限を高く設定しているためです。
例として、三井住友から発行されている法人カードの申し込み資格をランクごとに比較してみました。
クレジットカード名 | 三井住友ビジネス クラシックカード forOwners | 三井住友ビジネス ゴールドカード forOwners | 三井住友ビジネス プラチナカード forOwners |
---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
申し込み資格 | 満20歳以上の 法人代表者 or 個人事業主 | 満20歳以上の 法人代表者 or 個人事業主 | 満30歳以上の 法人代表者 or 個人事業主 |
このように、プラチナランクと比較して、一般・ゴールドランクの法人カードは、年齢制限が低く設定されていることが分かります。
プラチナランクの法人カードのように、年齢制限が高く設定されているということは、申請者の信用情報を比較的厳しく見ているのではと推測可能。
申請者の信用情報をより重要視している可能性が高いので、審査が比較的厳しいと言われています。
なので、プラチナランクと比較して、年齢制限が低い一般・ゴールド法人カードのほうが、審査に通りやすい可能性があると思います。
法人カードの審査に落ちにくくするためのコツとは?

法人カードの審査は、ある対策を行うことで通りやすくなると言われています。
それが、下記の通りです。
- 固定電話を引いたり、WEBサイトを開設したりする
- 利用限度額を低く設定する
- キャッシング機能を希望しない
法人カードの審査では、会社や事業の実態を確認すると言われています。
これは、申請した方が、ペーパーカンパニーとして会社や事業を運営していないか確認するため。
なので、会社や事業が存在していることを証明できる、「固定電話」や「WEBサイト」を準備しておくことにより、審査に比較的通りやすくなるかもしれません。
また、法人カードを申請する際は、利用限度額を低く設定することも重要。
それにより、カード会社は安心して法人カードを発行できるため、審査を甘くすると言われています。
というのも、発行会社は貸し倒れのリスクを最も恐れているからです。
貸し倒れとは、貸した相手が倒産・失業したことにより、お金が返ってこなくなること。
例えば、利用限度額が高額な人ほど、貸し倒れ時の損失は大きくなってしまいます。
一方で利用限度額が低いほど、それに比例して貸し倒れ時のリスクは減少します。
そのため、利用限度額を低く設定すれば、法人カードの審査が緩くなる可能性が上がることでしょう。
そして、法人カードの申請時にキャッシング機能を希望しないことも大切。
もし、キャッシング機能を希望してしまうと、申請時に「所得証明書」といった財務関係の書類が必要になってきます。
そうなると、「収入面」や「売上」などを重要視されてしまう可能性が高くなるため、審査が比較的厳しくなる傾向にあるようです。
よって、法人カードを申請する際は、キャッシング機能の付帯を希望しないようにしましょう。
おすすめの5枚を比較表にて紹介!

それでは、上で紹介した項目を参考にしながら、審査に通りやすいと言われている法人カードを実際に比較していきましょう!
法人カード名 | 三井住友ビジネスクラシックforOwners | アメックス・ビジネスゴールド | ライフカード・ビジネスライト スタンダード | オリコExGold for Biz | JCB一般法人カード |
---|---|---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
必要書類 | 本人確認書類 | 本人確認書類 (商業登記簿謄本・登記事項証明書*注1) | 本人確認書類 | 本人確認書類 (所得証明書*注2) | 本人確認書類 (法人の確認書類*注3) |
申し込み資格 | 満20歳以上の個人事業主もしくは 法人代表者の方 | 個人事業主もしくは法人代表者の方 | 個人事業主もしくは法人代表者の方 | 個人事業主もしくは法人代表者の方 | 18歳以上の個人事業主もしくは法人 代表者の方 |
年会費 | 1,250円(初年度無料) | 30,000円 | 永年無料 | 2,000円(初年度無料) | 1,250円(初年度無料*注4) |
*注1: 場合によっては求められることもあります。
*注2: キャッシング機能の希望時は必要です。
*注3: 法人の方が申請する場合は必要です。
*注4: ネットでの申し込みに限ります。
上記のように、今回紹介する法人カードは、基本的に「本人確認書類」のみで申請が可能。
「決算書」といった財務書類が必要ないため、審査には比較的通りやすいことでしょう。
また、申し込み資格を確認してみると、年齢制限が設けられていないものや、設けられていたとしても20歳以上の方であれば申請できる法人カードのみとなっています。
よって、どの法人カードを選んでも、審査に通る可能性が高いと言えます。
最もおすすめの1枚は「三井住友ビジネスクラシックforOwners」

今回、審査が甘い可能性のある法人カードの中で最もおすすめの1枚として紹介するのが、「三井住友ビジネスクラシックforOwners」です。
この法人カードの審査情報に関して調べてみると、非常に多くの口コミが確認できました。
その口コミの中には、「事業を初めて半年でしたが、審査に通過できました!」といったものも!
よって、法人カードの審査に対して不安がある方でも、比較的安心して申請できる1枚となっています。
また、発行までの期間も約1週間と非常に短いです。
発行までの期間が短いということは、審査に掛ける時間も短いのではと推測可能!
なので、この法人カードは、比較的審査に緩いと言われています。
その他にも、他サイトにて審査に通りやすいことを裏付けるデータが公表されていたり、他の法人カードと比較して申し込み資格が緩かったりする三井住友ビジネスクラシックforOwners。
1,250円と低年会費ながらも付帯サービスが充実しているため、この法人カードを導入してあなたのビジネスを加速させてみてはいかがでしょうか?
ランキングも要チェック!

今回は、法人カードを審査情報で比較する際に重要視してほしい項目について紹介しました。
また、審査が甘いと言われている法人カード5枚も紹介したため、きっとあなたに合った1枚が見つけられたことでしょう。
ただ、どの法人カードにすればいいのか、決めかねている方も居るのではないでしょうか?
そんな方は、審査に通りやすい可能性がある他の法人カードも比較してみることをおすすめします。
多くの法人カード情報を比較すれば、よりあなた好みの1枚が見つかるかもしれません。
そこで見て欲しいのが、審査情報をもとに比較&順位付けした「審査比較ランキング」。
当サイトの審査比較ランキングでは、審査に甘いと言われている法人カードをおすすめ順に掲載しています。
なので、法人カードを決めかねている方でも、きっと導入を検討したくなる1枚に出会えるはずです!