クレジットカードのポイントは切り捨てを防ごう!
クレジットカードを作るとき、ポイント還元率を見比べますよね。
「0.5%」と「1.0%」のクレジットカードなら、当然ながら後者を選ぶことでしょう。
しかし、ここに小さな罠があります!
実は、ポイント還元率の高いクレジットカードが、必ずしもお得な訳ではありません。
なぜなら、ポイント「切り捨て」により、同じ決済額でも獲得できるポイント数が違うからです!
そのため、切り捨てによっては「0.5%」のクレジットカードがお得ということも有り得ます。
当記事では、このクレジットカードにおける「切り捨て」を解説。
クレジットカードのポイントを貯めるうえで「切り捨て」は重要なので、ぜひご覧ください!
「切り捨て」とは?
ポイントとは、クレジットカードの利用額に応じて貰えるもの。
このとき、1ポイントがいくらで貰えるかは、各クレジットカードによって異なります。
例えば、以下の例をご覧ください。
クレジットカード | 付与のタイミング | 1回で貰えるポイント |
---|---|---|
楽天カード | 100円毎 | 1ポイント |
セゾンカード | 1,000円毎 | 5ポイント |
REX CARD | 2,000円毎 | 20ポイント |
ポイントの切り捨てとは、付与のタイミングを下回る分の金額を指す言葉になります!
例えば、楽天カードを見てみると、利用額100円毎に1ptを貰える仕組み。
つまり99円以下の金額が、切り捨て対象となります。
切り捨て額は、当然ながら大きければ大きいほど損失です。
そのため、切り捨てを防ぐためにも、ポイント付与のタイミングは知っておくべき!
表の通り、ポイント付与のタイミングはクレジットカードによって異なります。
あなたのクレジットカードはどのタイプか、事前に確認しておきましょう!
損失を防ぐには「算出方法」も比較しよう!
切り捨てでの損失を防ぐには、ポイントの「算出方法」も比較すべき。
クレジットカードにおけるポイントの算出方法は、主に以下の2種類あります。
- ひと月の総利用額から計算を行うクレジットカード
- 会計毎に計算を行うクレジットカード
例えば、利用額100円毎に1ptを貰えるクレジットカードがあるとします。
このクレジットカードで、ひと月に99円の商品を10回に分けて購入したとしましょう。
その場合、上記の算出方法から「獲得ポイント」と「切り捨て額」を調べると、以下のようになります。
算出方法 | 獲得ポイント | 切り捨て額 |
---|---|---|
ひと月の総利用 | 9ポイント | 90円分 |
会計毎 | 0ポイント | 990円分 |
「ひと月の総利用」では、99円×10回=990円から100円毎に1ptを貰えます。
つまり、990円÷100円=9ptを獲得でき、切り捨て額は90円です。
対して「会計毎」では、1ptも貰えず、切り捨て額は満額の990円。
ポイント付与の算出方法によって、これほどの差が出てきてしまいます!
こうした罠があるので、クレジットカードのポイントを切り捨てられないよう、算出方法も調べておきましょう!
「消費税」を加味したうえで算出されるか比較しよう!
ここまでの2点に気を付ければ、ポイントの切り捨てを大きく防げます。
しかし切り捨てを防ぐなら、ポイントの算出に消費税が加味されるクレジットカードかも見ておくべき!
どういうことかというと、日本では価格が「980円」といった商品がありますよね。
こうした場合、ポイントの加算が「税込」か「税抜」かでも切り捨て額は変わってきます。
例えば、11万円分の買い物をした場合、1万円分は消費税です。
消費税が加味されないクレジットカードだと、この1万円が切り捨てられます。
100円毎に1ptを貰えるクレジットカードなら、100ptも貰えます。
ひと月の損失は少ないかも知れませんが、年間だと1,200ポイントで「利用額12万円分」の損失ですから大きなダメージ。
こうした切り捨てを防ぐため、できれば消費税分も加味されるクレジットカードを選びましょう!
ポイント還元に強いクレジットカードがこちら!
切り捨てを防ぐ方法をまとめると…。
- いくらの利用額でポイントが付与されるのか
- ポイントの算出は「ひと月の総利用額」と「会計毎」のどちらか
- ポイントの算出に「消費税」は含まれるのか
この3点を意識することが、切り捨てで損をしないことに繋がります!
以上のことを踏まえ、ポイント還元に優れたクレジットカードを以下で紹介。
厳選したクレジットカードを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!