法人カードからPASMOにチャージするには?
PASMOは、首都圏を中心に全国の鉄道・バスで利用することができる便利な交通系ICカードですが、経費の支払いに利用する法人カードでチャージができるのでしょうか?
日常的に交通機関を利用するビジネスマンの方であれば、ぜひ法人カードでPASMOチャージをしたいところですよね。
そこで今回は、法人カードでPASMOはチャージできるのか解説します。
「PASMOのチャージが可能な法人カードが知りたい!」といった方は、ぜひ参考にしてみてください。
PASMOを法人カードでチャージすることはできない
結論から申し上げますと、残念ながらPASMOを法人カードでチャージすることはできません。
なぜなら、元々PASMO自体が法人カード非対応だからです。(2019年8月17日時点)
PASMOにチャージできるクレジットカードは、以下のような種類があります。
- パスタウンカード
- 小田急OPクレジットカード
- 京王パスポートカード
- 京急プレミアムポイントゴールド/シルバー
- 京成カード
- SEIBU PRINCE CLUBカードセゾン/SEIBUプリンスカード
- 東急カード
- 相鉄カード
- 東武カード
- JACCS Shonan Card
- Tokyo Metro To Me CARD
- 横浜交通hama-eco card
など、限られた一部の個人向けクレジットカードのみとなっています。
そこで法人カードでチャージするのであれば、PASMOではなく他の交通系ICカードを利用しましょう!
Suicaを導入することで解決!
前述のPASMOは法人カードでのチャージができませんでしたが、同じ交通系ICカードの「Suica」であれば、法人カードでのチャージが可能です。
Suicaのサービスには、スマホアプリの「モバイルSuica」があります。
このモバイルSuicaが「ApplePay」と呼ばれるスマホ決済サービスに対応しているため、法人カードでのチャージが可能となります。
モバイルSuicaを利用すれば、いつでもどこでも法人カードによるチャージが可能で、お買い物も定員さんに「支払いはSuicaで!」と告げてレジの読み取り機にかざすだけで済みます。
さらに新幹線予約もモバイルSuica特急券を利用すれば、改札口でスマホをタッチするだけで完了。
定期やグリーン券も券売機に並ぶことなく購入できますので、会社での出張が多い方には最適なのが「モバイルSuica」となっています。
また、関東圏ではSuicaの利用できる範囲がとても広く、全国各地でも利用できるエリアが広がっています。
ただし、このモバイルSuicaを利用するには「ApplePay」付帯の法人カードを選ぶ必要があるので注意が必要です。
次項では、「ApplePay」付帯の法人カードを紹介していますので、事前に確認してから法人カードを契約されるといいでしょう。
ApplePay付帯の法人カード
ここでは、ApplePay付帯の法人カードを以下にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、法人カードをApplePayに登録した場合、実際に電子マネーとして利用するには「iD」「QUICPay」に振り分けられています。
これらの電子マネーは、使用できるお店や支払いツールに違いがありますので、事前に確認しておくといいでしょう!
法人カード名 | 対応電子マネー |
JCB一般法人カード | QUICPay |
JCBゴールド法人カード | |
JCBプラチナ法人カード | |
三井住友クラシックforOwners | iD / QUICPay |
三井住友ゴールドforOwners | |
三井住友プラチナforOwners | |
アメックス・ビジネスゴールド | QUICPay |
オリコEXGold for Biz | QUICPay |
オリコビジネスカードスタンダード | QUICPay |
オリコビジネスカードGold | |
セゾンプラチナ・ビジネスカード | iD / QUICPay |
セゾンパール・アメックス | iD / QUICPay |
UC一般法人カード | iD / QUICPay |
UCゴールド法人カード |
電子マネーが利用できる法人カード2選
最後に電子マネーが利用できる、おすすめの法人カードを2枚ほどご紹介しておきます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、クレジットカード業界最大手の「クレディセゾン」が発行している法人カードです。
年会費は20,000円となっており、年間200万円以上のショッピングのご利用で、次年度本会員年会費が10,000円に優遇されます。
ポイント還元率では基本的には0.5%となっており、海外利用の場合には1.0%の高還元率となっています。
「追加カード」はご希望により4枚まで発行可能で、1枚ごとに年会費3,000円が必要です。
ご利用明細書には追加カードご利用分が区別して表示されるため、従業員分の経費使用状況を的確に把握することができるでしょう。
さらにセゾンプラチナ・ビジネスカードでは、ビジネスにおける悩みを解決することに特化していますので、さまざまな付帯サービスが用意されています。
「高級空港ラウンジサービス」や「コンシェルジュサービス」はもちろん、国内最大5,000万円・海外最大1億円が補償される、「旅行傷害保険」や「プライオリティ・パス(最高ランク会員)」など、さまざまなビジネスシーンに役立つ付帯サービスがあります。
出張が多い法人代表者や個人事業主の方であれば、絶対に持っておきたい法人カードの一つといえるでしょう。
オリコEXGold for Biz

オリコEXGold for Bizは、業界最大手信販会社の「オリエントコーポレーション」が発行している法人カードです。
こちらのカードは初年度年会費が無料となっており、次年度年会費が2,000円となっています。
ポイント還元率は、使えば使うほどステージがアップする仕組みとなっており、なんと0.6%~1.1%の高還元率となっています。
「追加カード」は最大3枚まで発行可能で、年会費は無料となっています。
また、オリコEXGold for Bizにもビジネスに特化した素晴らしい付帯サービスがあります。
出張時や外出時に安心できる国内・海外最大5,000万円の「旅行傷害保険」や、無料で利用できる国内外22カ所の「空港ラウンジ」、高速道路料金が最大50%OFFになる「ETCカード」など、さまざまな優れた付帯サービスがあります。
「これから法人カードを導入する予定だが、最初の1枚をどれにしようか悩んでいる…」といった方は、ぜひオリコEXGold for Bizを検討されてみてはいかがでしょうか?