年会費が有料と無料のクレジットカード、その違いとは?
クレジットカードは、年会費が無料と有料とでどのような違いがあるかを解説!
クレジットカードを作るとき、年会費は気になりますよね。
無料のものが増えている今、有料のクレジットカードを作る意味が分からないという方も居るかと思います。
確かに、年会費だけを比較すれば無料のクレジットカードの方が断然お得です。
しかし、有料のクレジットカードには無料のものに無い魅力があるため、その違いを知れば人によってはお得と感じることもあります!
今回は、そんな年会費が無料と有料のクレジットカードを比較し、その違いを紹介!
2つの違いを見比べ、どちらのクレジットカードがおすすめかを解説するので、ぜひご覧ください。
「一般・ゴールド・プラチナ」各ランクの相場とは?
有料と無料の違いを比較する前に、まずは年会費の相場を見てみましょう!
以下の表は、クレジットカードの各ランクにおける年会費の相場です。
各ランク | 年会費の相場 | ひと月の金額 |
---|---|---|
一般ランク | 無料~1,500円 | 0円~125円 |
ゴールドランク | 10,000円~30,000円 | 833円~2,500円 |
プラチナランク | 30,000円以上 | 2,500円以上 |
上記の相場から外れる年会費のクレジットカードもあります。
しかし、基本的には表に近い年会費だと思っていただければ大丈夫です。
ゴールドやプラチナの年会費は高いとお思いの方も多いことでしょう。
しかし、月額換算に直してみると意外にも安いと感じる方も居るかも知れませんね。
年会費の差による違いとは?
年会費は、当然ながら有料より無料の方がお得です。
しかし、クレジットカードは年会費無料の方が必ずしもお得とは限りません。
というのも、有料のクレジットカードは年会費を払うだけあって、無料のクレジットカードにないオプションが備わっていることが多いからです!
ここでは、無料のクレジットカードにはなく、有料のクレジットカードにはある魅力について紹介します。
違い①:「付帯サービス」がとても豪華!
年会費が有料のクレジットカードは、無料のものに比べて違いのある付帯サービスを受けられます!
例えば、空港ラウンジの無料利用サービス。
ゴールドクレジットカードにもなると、日本の主要都市空港にあるラウンジに無料で入れるサービスが付きます。
またプラチナクレジットカードだと、世界中の空港にあるVIPラウンジの入室許可証「プライオリティパス」を無料で作れるものも。
他にも、年会費が有料のクレジットカードにしか無い違いとして「コンシェルジュサービス」が挙げられます。
「来週は博多に行くから1泊10,000円のホテルを予約しておいて」
「恋人とディナーに行くので、おすすめのレストランを調べて」
といったコンシェルジュが叶えられる程度のお願いであれば、電話1本で依頼できます!
こうした便利で嬉しいサービスが、年会費有料のクレジットカードにはたくさん付帯。
年会費が無料のクレジットカードにはないお得なオプションなので、年会費が有料のもの利用して違いのあるサービスを堪能してみてください!
違い②:「旅行保険」の補償内容がとても充実
旅行保険自体は、年会費無料のクレジットカードにも備わっていることがあります。
しかし、補償内容や金額を比較すると、年会費が有料のクレジットカードの方が優れています。
例えば、Oricoが発行するクレジットカードのランク毎における海外旅行保険の補償内容がこちら。
一般![]() | ゴールド![]() | プラチナ![]() | |
---|---|---|---|
傷害死亡 | – | 2,000万円 | 1億円 |
後遺障害 | – | 2,000万円 | 1億円 |
傷害治療 | – | 200万円 | 300万円 |
疾病治療 | – | 200万円 | 300万円 |
賠償責任 | – | 2,000万円 | 3,000万円 |
携行品損害 | – | 20万円 | 100万円 |
救援者費用 | – | 200万円 | 300万円 |
※一部の詳細を省いています。詳しくは公式サイトをご確認ください。
上記の比較表から分かる通り、ランクが上がる(年会費が有料になる)毎に補償が強化されている違いに気づきます。
日本では安い治療でも、海外だと莫大な金額を請求され破産する方も少なくありません。
もしも海外に行く機会のある方は、手厚い補償を受けられる年会費が有料のクレジットカードを用意しておくと良いでしょう!
違い③:「ステータス性」が圧倒的に高い!
年会費が無料と有料ではっきりと違いが表れるのは「ステータス性」です。
ステータス性が高いのは、主に「ゴールド」や「プラチナ」といった有料年会費のクレジットカード。
年会費無料のクレジットカードは、その年会費上「一般ランク」であることが多いため、当然ながらステータス性に違いが出てきます。
「ステータス性の違いは何に関係あるの?」とお思いの方も居ることでしょう。
例えばですが、あなたが上司(または恋人)と食事に行くときのことを想像してみてください。
会計の際に出されたクレジットカードが「一般」と「ゴールド」だったら、どちらをカッコイイと思いますか?
当然ながら、「ゴールド」と答えた人の方が多いと思われます。
クレジットカードのステータス性は、こういったところで大事になります。
以下の動画は、上司が会計するときに部下がどこを見ているのかを調べたものです。
「現金ではなくクレジットカードで支払っているところがスマート」
「上司にはゴールドクレジットカードを持っておいてほしい」
といったステータスに関する意見は、やはり求められているようですね。
こうした意見から、ステータス性を重要視したいと思う方は、年会費が無料より有料のクレジットカードをおすすめします。
有料と無料のクレジットカード、それぞれどのような方に向いている?
ここまでの違いを踏まえたうえで気になるのは「年会費が無料と有料のクレジットカードはどちらがおすすめなのか」ということ。
結論から言うと、違いがあってもどちらのクレジットカードもおすすめです!
というのも、年会費が無料と有料のもので特徴にたくさんの違いがあるため、その違いから人によって相性が分かれるからです。
あなたには有料のクレジットカードが合うかも知れませんが、他の人には無料のものが合うこともあります。
どちらにするかは、あなたのライフスタイルを振り返ってみて決めると良いでしょう!
ただ、それだと決めあぐねてしまう方も居るかと思います。
そこで、ここでは各年会費のクレジットカードに合う方というのを紹介します。
年会費が「無料」のクレジットカード
年会費無料のクレジットカードは、次のような方におすすめです!
- コストパフォーマンスを重視したい方
- ポイント還元サービスに興味のある方
- 海外への旅行にはあまり興味のない方
実は、年会費無料のクレジットカードは有料のものと比べ、ポイント還元率に大きな差(違い)がありません。
そのため、コストパフォーマンスを重視される方には、年会費無料のクレジットカードの方が相性はバッチリ!
また、海外旅行に興味の無い方もこちらを選ぶと良いでしょう。
使う機会がないのに補償を充実させても意味はないですから、シンプルな方がおすすめです。
こちらのデメリットは、クレジットカードを使用しないと強制解約させられる可能性があること。
発行会社が年会費無料でクレジットカードを作れるのは、利用者が買い物に使用することで加盟店から手数料を頂けるからです。
クレジットカードを利用されないと手数料は入らないので、維持費ばかりが掛かってしまい発行会社にとってはマイナス。
そのため、年に数回はクレジットカードでの決済をするようにしましょう!
年会費無料のおすすめクレジットカードは、以下の記事で紹介しています。
有料より無料のクレジットカードが良い方は、ぜひこちらを参考にしてみてください!
年会費が「有料」のクレジットカード
年会費有料のクレジットカードは、次のような方におすすめです!
- ステータス性の高さを求める方
- 充実した付帯サービスを求める方
- 海外への旅行をする機会の多い方
年会費が有料のクレジットカードには、レストランでお得な優待特典を受けられるものがあります。
例えば「JCBゴールドカード」には、全国250店舗で飲食代金が20%OFFになるというサービスが付帯。
JCBゴールドカードの年会費は10,000円なので、対象店舗で10,000円分の食事を5回でも取れば年会費分を回収できます。
年会費が無料のものと比べ、付帯サービスが充実しているのが有料クレジットカードの特徴です。
サービスを活用すれば年会費以上のリターンがあることも珍しくないので、その点も考慮して選ぶと良いですね!
使い勝手が抜群!厳選したおすすめの有料クレジットカードを紹介
年会費が有料のクレジットカードは、下は500円程度から上は35万円まで違いがあります。
その中から違いを比較して「あなたに最適なクレジットカード」を見つけるのは、なかなか困難なことでしょう。
そこでここでは、今まで解説した違いを加味して、おすすめの有料クレジットカードを紹介します!
下記のクレジットカードを紹介するので、年会費が有料のクレジットカードに興味のある方は、その違いを参考にしてみてください。
エポスカードゴールド
1枚目のおすすめクレジットカードは「エポスカードゴールド」です!
エポスカードゴールドは、年会費がたったの5,000円しか掛からないクレジットカードです。
しかもこの年会費、年間利用額が50万円を超える方だと翌年以降ずっと無料になるのだから驚き!
年間で50万円ですから、毎月42,000円ほどの利用で条件をクリアできます。
たったそれだけのことでゴールドランクのクレジットカードが無料で持てるのですから非常にお得です!
年会費が無料になっても性能自体はゴールドランクなので、とても有能。
空港ラウンジは利用できますし、海外旅行保険サービスも付帯。
他にも、ボーナスポイントを貰えるなどお得な還元サービスもあり、使い勝手は抜群です!
年会費が有料のクレジットカードの中でもコストパフォーマンスに富んでいるので、そういった面を気にされていた方はこちらを検討してみてください。
年会費 | 5,000円 | 還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
申請条件 | 20歳以上の方 (学生不可) | ||
備考 |
|
三井住友ゴールドカード
2枚目のおすすめクレジットカードは「三井住友ゴールドカード」です。
このクレジットカードは、海外旅行保険サービスが優れている1枚!
海外旅行保険で重要なのは「疾病」と「怪我」の補償額です。
三井住友ゴールドカードは、この2つの補償額に最高300万円も用意しているのでトラブルも安心!
また、保険の適用に条件の要らない「自動付帯」というのも注目すべき。
何かあってから適用外と気づいても遅いですからね、自動付帯なのはありがたいです。
そんな三井住友ゴールドカードは、他にも嬉しいサービスを付帯しています。
空港ラウンジはもちろんのこと、ちょっとした体調の悪さから相談できる「ドクターコール24」というサービスを利用可能。
また、条件次第で年会費を6,000円も下げられるオプションもあるので、利便性はかなり高いです!
「三井住友」という信頼性も、このクレジットカードの評価ポイント。
海外へ行く機会の多い方は、ぜひ三井住友ゴールドカードを携帯してみては?
年会費 | 10,000円 | 還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
申請条件 | 原則、本人に安定継続収入のある満30歳以上の方 | ||
備考 |
|
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
3枚目のおすすめクレジットカードは「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。
こちらの魅力は、何といってもプロパーカードという「ステータス性」の高さ!
いつか持ちたいと憧れている方も多い、男性女性問わず大人気のクレジットカードです。
人気の理由は、ステータス性だけに留まりません。
このクレジットカードには「ゴールドダイニングby招待日和」というサービスが付帯。
コース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になるサービスで、豪華な食事を嬉しい値段で堪能できます。
こちらは、本来なら年会費30,000円も掛かるサービスですが、それを無料で利用できるため年会費以上のリターンを得られます!
ステータス性も相まって、外食の際にキメられるクレジットカードとして支持を得ている「アメックス・ゴールド」。
性能も抜群に優れたクレジットカードとなっているので、こちらもおすすめです!
年会費 | 29,000円 | 還元率 | 0.3% |
---|---|---|---|
申請条件 | 定職に就いている20歳以上の方 (パートやアルバイトは不可) | ||
備考 |
|
コスパ最強!年会費無料ランキングはこちらから
「年会費が無料のクレジットカードも見てみたい!」
ライフスタイルを振り返った結果、年会費が有料のものより無料のクレジットカードを作りたいと思った方も居るかと思います。
もしもそのような方が居ましたら、当サイトのランキングをご覧になられてみては?
ランキングでは、年会費無料のクレジットカードを徹底比較し、おすすめのものだけを厳選。
選りすぐりのクレジットカードを揃えたランキングとなっているので、こちらも参考にしてみてください!