クレジットカード保険の利用方法!海外での使い方も紹介
クレジットカードの保険を実際に利用する方法を紹介します!
旅行の際、保険付帯のクレジットカードを持っていかれる方は多いですよね。
もしものことがあったとき、治療費を担ってくれるクレジットカードは有難いものです。
しかしこの保険、クレジットカードに備わっているものの、使う機会が滅多に無いから利用方法が分からない方も多いのでは?
それだと、実際の場面でクレジットカードの保険を受けられないこともあり得ます。
そのようなことがないよう、今回はクレジットカード保険の利用方法を解説します!
いざというとき補償をスムーズに受けられるよう、保険付帯のクレジットカードを持つ方はぜひご確認ください。
利用方法の大まかな流れがこちら!
- 海外用サポートセンターに連絡し、クレジットカードの保険を使いたい旨を伝える。
- クレジットカードの保有者である確認を行い、病院の手続き(予約)をする。
- 必要な物を準備し、病院へ向かう。
クレジットカードの保険を利用するには、基本的に上記の流れで行います。
まず①ですが、各クレジットカードの海外用サポートセンターに連絡をしましょう。
クレジットカードによってはサポートセンターの呼び名が異なるので、事前に調べておくことをおすすめします。
また、渡航先によってサポートセンターの連絡先が異なることがあるので、こちらの確認もできていると安心です!
次に②ですが、サポートセンターに連絡をすると「保険の利用者が本当にクレジットカードの保有者か」の確認が行われます。
確認方法は、オペレーターからいくつかの質問に答えるだけ。
クレジットカードにもよりますが、以下のような質問をされるので、電話をする前に準備をしておくとスムーズに答えられるでしょう。
- クレジットカードの16桁の番号
- クレジットカードの有効期限
- クレジットカードに記載された利用者の名前
- 生年月日
また本人確認以外に、予約する病院を決めるための質問も一緒に行われます。
- 現在地
- 入国日
- 出国予定日
- 近くの病院名(分からなくても大丈夫です)
- 具体的な症状
- 日本語スタッフの希望
そして最後に③ですが、クレジットカードの保険を利用するために必要な物を紹介します。
- パスポート
- 保険を利用するクレジットカード
- 利用付帯の場合、それを証明できるレシートや明細など
クレジットカードによって流れは多少前後しますが、基本的には上記通りなので、電話をかける前にご確認ください!
保険を利用する際に、注意すべきこと!
自動付帯と利用付帯の確認をする
クレジットカードの保険には、自動付帯と利用付帯のものがあります。
この自動付帯と利用付帯とは、保険を利用するための条件がクレジットカードあるかどうかを指します。
特に条件なく保険サービスを利用できるクレジットカードを「自動付帯」。
対して、条件を満たしていないと保険が利用できないクレジットカードを「利用付帯」と言います。
利用付帯は「その旅行における渡航費を該当のクレジットカードで支払っているか」が条件です。
もしアナタのクレジットカードが利用付帯なら、渡航費の支払いを証明できるものを旅行に持っていきましょう!
キャッシュレス対応・事後申請について
病院での診察が終わると、治療費の支払いを行いますよね。
この際、キャッシュレスでの対応ができない病院だと、治療費を1度立て替える必要があります。
立て替えたくない場合は、海外サポートセンターへの連絡時にクレジットカード払いができる病院をお願いしましょう。
ちなみに、治療費を立て替えると返還までには以下の流れを追う必要があります。
- 立て替えた後、領収書を発行してもらう。
- 保険会社へ連絡をし、必要書類を自宅に送付してもらう。
- 領収書を張り付け、必要事項を記入し郵送する。
- 書類を基に審査が行われ、認められると返還してもらえる。
保険金について、事後申請する場合も上記と同じです!
立て替える形となったら上記の流れを取ることになるので、覚えておきましょう。
参照サイト:保険金申請手順、保険金申請に必要な書類|三井住友VISAカード
クレジットカードが複数枚あれば、治療費を合算できる
保険付帯のクレジットカードを複数枚利用している場合、補償額の合算しての利用ができます!
合算された補償額は按分され、適切な金額をクレジットカードごとに支払ってくれます。
ただし、保険金の支払いは被害額が上限になるので、それ以上の補償は受けられません!
また、傷害死亡ならびに後遺障害については合算されず、複数枚ある中の最高補償額の物が基準となり按分されますのでご注意を。
補償額が支払われないケースもある
便利なクレジットカードの保険ですが、利用できないケースもあります。
こちらは「エポスカード」の保険についてですが、保険を利用できない例として確認しておくことをおすすめします。
参照サイト:保険金をお支払いできないおもな例|エポスカード
クレジットカードの保険でよく間違われるのが「死亡保障」について。
こちらですが、怪我により亡くなられた場合は補償対象となりますが、病気が原因で亡くなられた場合には対象外となりますので覚えておきましょう。
支払いの可否ですが、これをクレジットカード会社が答えることはできません!
というのも、支払いについては引受保険会社の方でも審査が行われるため、クレジットカード会社による一存ではないからです。
そのため、そのような連絡をクレジットカード会社に訊くのは止めましょう。
どのクレジットカードの保険が優れているの?
以上、クレジットカード保険の利用方法・注意点でした!
利用時は手続きがあり、また注意点も多いので、旅行の出発前に保険について確認されることをおすすめします。
保険に関してですが、補償内容はクレジットカードによって異なります。
利用するなら当然性能の良いクレジットカードが良いと思いますよね?
そんなクレジットカードの保険について、性能の良さを比較する方法をまとめてみました!
その方法についてはこちらで確認ができるので、ぜひご覧ください。