ゴールド法人カードを性能別に比較!目的にあった1枚を紹介!
一般ランクよりもステータス性に優れ、付帯サービスが充実しているゴールドランクの法人カード。
ゴールド法人カードの導入を検討している方の中には、比較することでより高性能且つステータス性が抜群なものを見つけ出したいという方も居るのではないでしょうか?
一概にゴールドランクの法人カードと言っても、その性能やサービスの充実度には大きな違いがあります。
なので、しっかりと比較すべき項目を知らなければ、あなたに合ったゴールド法人カードを見つけ出すことは出来ません。
そこで今回は、ゴールド法人カードを各項目別に徹底比較!
あなたが重要視する項目をもとに、ゴールド法人カードを比較することができます。
さらに、各項目で比較した結果、導き出したおすすめのゴールド法人カードも紹介します。
きっと、あなたが求める性能を備えたゴールド法人カードに巡り合えることでしょう!
ゴールド法人カードを持つメリットとは?
ゴールド法人カードを具体的に比較する前に、導入することでどんなメリットがあるのか紹介します。
まず、ゴールドランクの法人カードは一般ランクと比較して、ステータス性が高いといったメリットがあります。
法人カードの導入を検討している方の中には、「会食や接待の際に利用したい」という方も多くいることでしょう。
その際にゴールド法人カードを持っていれば、お客様にステータス性を誇示できるはずです。
ひいては、お客様からの信頼が高まる要因になるかもしれません。
また、ゴールド法人カードは、性能が一般のものと比較して大きくグレードアップ。
付帯サービスの充実度が増したり、還元率が優れていたりとより高性能な法人カードが多いです。
さらに、利用限度額も一般ランクの法人カードと比較すると、最高200万円~300万円ほど上がります。
これほどの利用が可能になると、一般ランクよりも使い勝手がよいことは間違いないでしょう。
そして、ゴールド法人カードの多くは、非常にコスパに優れています。
もしかすると、一般ランクと比較して年会費が高額になるイメージを持っている方も居るかもしれませんが、実はそうではありません。
ゴールド法人カードの中には、低年会費ながらもポイント還元率が高かったり、付帯サービスが充実していたりするものも存在します。
このように、年会費と性能のバランスが非常に優れているというのも、ゴールド法人カードの大きなメリットの1つです。
ゴールド法人カードを項目別に比較
それでは、ゴールド法人カードを項目別に比較していきましょう。
ここでは、下記の順で比較していきます。
目次 |
---|
ステータス・限度額 |
ポイント・マイル還元率 |
ビジネスサービス |
海外向けサービス |
旅行保険 |
年会費・追加カード |
(各リンクをクリック・タップすることで紹介見出しに飛ぶことができます)
ステータス・限度額
法人カード名 | アメックス・ビジネスゴールド | 三井住友ビジネスゴールド カードforOwners | オリコビジネスカードGold | UC法人ゴールドカード |
---|---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ステータス (5個中) | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
限度額 | 一律の制限なし | 最高300万円 | 最高1,000万円 | 最高500万円 |
国際ブランド | AMEX | VISA Mastercard | Mastercard | VISA Mastercard |
上記表にて、ステータス性・限度額ともに高い法人カード4枚を比較。
比較表の通り、法人カードによってステータス性や限度額が大きく異なることが分かります。
まず、ステータス性の面でいえば、「アメックス・ビジネスゴールド」と「三井住友ビジネスゴールドカードforOwners」の2枚が比較的優れています。
これは、これらのゴールド法人カードが、知名度の高い発行会社により作成されているため。
誰もが聞いたことのあるカード会社より発行されている法人カードは、ステータス性が優秀であると言われています。
なので、これら2枚の法人カードは、他のゴールドランクのものと比較してステータス性が優秀です。
そして、「アメックス・ビジネスゴールド」は、他の法人カードと比較してみると限度額が非常に高いことが分かります。
「一律の制限がない」ということは、審査によって限度額が決定されるということ。
申請者によっては、1,000万円以上の限度額が設けられる可能性もあります。
ポイント・マイル還元率
法人カード名 | オリコEXGold for Biz | JCBゴールド法人カード | アメックス・ビジネスゴールド | 楽天ビジネスカード |
---|---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
最大ポイント還元率 | 1.1%*注1 | 0.8%*注2 | 0.5% | 1.0% |
最大マイル還元率 | 0.66%*注1 | 0.48%*注2 | 1.0%*注3 | 0.5% |
注1: 年間200万円以上の利用が必要
注2: 年間300万円以上の利用が必要
注3: アメックス・メンバーシップ・リワードの加入が必要(年会費として別途3,000円が必要)
今回は、ポイント・マイル還元率を比較するために、それらの数値が特徴的なゴールド法人カード4枚をピックアップしました。
比較表の中でも、「オリコExGold for Biz」は、ポイント還元率が非常に優秀です。
基本ポイント還元率は楽天ビジネスカードと比較して劣るものの、年間200万円以上利用する方であれば、全法人カードトップクラスの数値を実現可能。
ゴールド法人カードの導入を検討している方は多くの利用を想定していると思うので、人によっては1.1%のポイント還元率を楽に実現できることでしょう。
そして、マイル還元率を比較してみると、「アメックス・ビジネスゴールド」が最高の値を誇っていることが分かります。
他のゴールド法人カードと比較して2倍近くのマイル還元率を有するため、飛行機での出張が多い方に最もおすすめ。
このゴールド法人カードを導入すれば、よりお得にマイルを貯めることができるでしょう。
ビジネスサービス
法人カード名 | オリコEXGold for Biz | アメックス・ビジネスゴールド | UC法人ゴールドカード | JCBゴールド法人カード |
---|---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
WEB明細 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
経営管理レポート | × | 〇 | × | × |
ビジネス情報データベース | × | 〇 | × | × |
コンサルティング | × | 〇 | × | × |
ビジネスラウンジ | × | 〇 | × | × |
オフィス用品優待 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
会計ソフト優待 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
タクシーチケット | × | × | 〇 | 〇 |
宿泊・ホテル優待 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
レストラン優待 | 〇/ダイニングby招待日和 ※Mastercard限定 | 〇 | 〇/ダイニングby招待日和 ※Mastercard限定 | 〇/JCBゴールド グルメ優待サービス |
ビジネスサポート関連のサービスが多く付帯するゴールド法人カードを、厳選・表にて比較しました。
比較表の通り、「アメックス・ビジネスゴールド」は、最もビジネスサポート関連の付帯サービスが豊富です。
ただ、ビジネスサポートサービスに関しては、人によって最も必要とするサービスが変わってくることでしょう。
そのため、自身がゴールド法人カードに求める付帯サービスが何であるか洗い出してから、比較することをおすすめします。
ちなみに、「オリコExGold for Biz」と「UCゴールド法人カード」には、招待日和が付帯しています。
このサービスは、全国にある高級レストランを2名以上で予約した場合に、1名分のコース料理の料金を無料にしてくれるという優れもの。
招待日和が付帯するゴールド法人カードを導入すれば、接待の際に大きく経費削減を狙えます。
よって、接待が頻繁にあるビジネスマンの方は、この招待日和が付帯するゴールド法人カードを導入してみてはいかがでしょうか?
海外向けサービス
法人カード名 | 楽天ビジネスカード | アメックス・ビジネスゴールド | オリコビジネスカードGold | JCBゴールド法人カード |
---|---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
空港ラウンジ | 世界1,200ヶ所 (プライオリティパス) | 国内28空港、 海外2空港(韓国、ハワイ) | 国内32空港、 海外2空港(韓国、ハワイ) | 国内32空港、 海外1空港(ハワイ) |
空港手荷物無料 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
空港ハイヤー送迎 | × | 〇 | × | × |
コンシェルジュデスク | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
上記の比較表には、海外出張が多い方に向けたサービスが充実している、ゴールド法人カードを4枚掲載しています。
それらのゴールド法人カードを比較した結果、特にサービスが充実しているのは「アメックス・ビジネスゴールド」でした。
よって、飛行機を利用して海外出張する機会がある方であれば、このゴールド法人カードの導入をおすすめします。
また、空港ラウンジを比較してみると、「楽天ビジネスカード」が群を抜いて優秀であることが分かります。
これは、プライオリティパスの無料発行サービスが付帯しているためです。
プライオリティパスとは、世界中にある高級空港ラウンジを利用するための通行許可証のようなもの。
他のゴールド法人カードと比較して、より上位の空港ラウンジサービスを受けることが出来ます。
ただ、このゴールド法人カードを導入するためには、「楽天プレミアムカード」というクレジットカードの所持が必要です。
楽天ビジネスカードの年会費は2,000円と比較的リーズナブルなものの、楽天ビジネスカードの年会費10,000円と合わせると決して安くはありません。
また、審査も2回パスする必要があると言われています。
このように、楽天ビジネスカードを導入するには、他のゴールド法人カードよりも比較的手間がかかります。
なので、他のゴールド法人カードを比較して、海外向けのサービスが充実している1枚を導入するほうが良いでしょう。
付帯保険最高額
法人カード名 | JCBゴールド法人カード | アメックス・ビジネスゴールド | 三井住友ビジネスゴールドカード forOwners | UC法人ゴールドカード |
---|---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 (自動付帯5,000万円) | 最高1億円 (自動付帯5,000万円) | 最高5,000万円 (自動付帯) | 最高5,000万円 (自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 (自動付帯) | 最高5,000万円 (利用付帯) | 最高5,000万円 (利用付帯) | 最高5,000万円 (利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高500万円 | 最高500万円 | 最高300万円 | × |
航空機遅延保険 | 最高4万円 (国内・海外) | 最高4万円 (国内) | × | × |
ゴールド法人カードの中でも、特に付帯保険が充実しているものを比較表に掲載。
それらのゴールド法人カードを比較してみると、「JCBゴールド法人カード」が最も付帯保険に優れていることが分かります。
JCBゴールド法人カードに付帯する旅行保険は、国内外ともに「自動付帯」です。
自動付帯とは、ゴールド法人カードを所持しているだけで旅行保険が適用されるということ。
反対に利用付帯とは、「当該法人カードでの旅行費の支払い」といった条件をクリアすることにより、保険が適用されることを言います。
そのため、自動付帯のゴールド法人カードのほうが利便性に優れています。
そんな自動付帯の旅行保険が国内外で備わっているのは、比較表の中でJCBゴールド法人カードの1枚のみ。
補償金額もプラチナランクの法人カードと比較して遜色ないほどとなっているため、出張中の安心をより補償したい方は、JCBゴールド法人カードの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
年会費・追加カード
法人カード名 | オリコEXGold for Biz | ライフカードビジネスライト ゴールド | P-one Business Mastercard | JCBゴールド法人カード |
---|---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 2,000円 ※初年度無料 | 2,000円 ※初年度無料 | 2,000円 | 10,000円 ※初年度無料*注 |
追加カード年会費 | 年会費無料、最大3枚 | 年会費無料、最大3枚 | 年会費無料、最大5枚 | 3,000円 |
注: オンラインでの申し込み時に限ります
最後にゴールド法人カードの比較項目として紹介するのが、「年会費(追加カード含む)」となります。
上記の表では、年会費が比較的安いゴールド法人カードばかりを掲載。
比較表の通り、最も年会費が安いゴールド法人カードは、「オリコExGold for Biz」です。
この法人カードは、年会費が2,000円と破格の金額。
他のものと比較すると、8,000円も高いゴールド法人カードがあることが分かります。
また、一般ランクの法人カードは年会費が1,000円程となっているため、それと比較してもオリコExGold for Bizの年会費はさほど変わりません。
よって、出来る限りコスパの高いゴールド法人カードを手に入れたい方は、「オリコExGold for Biz」がおすすめです。
そして、追加カードの年会費を比較してみると、4枚中3枚のゴールド法人カードが無料で利用可能となっています。
反対に、JCBゴールド法人カードは年会費が3,000円かかってしまうものの、枚数制限なしに追加カードを発行可能。
従業員を多く抱える方にとってJCBゴールド法人カードは、最もぴったりな1枚と言えるでしょう。
比較したなかでも特におすすめのゴールド法人カードはこちら
ここからは、今回比較したゴールド法人カードのなかでも、特におすすめの2枚を紹介します!
低年会費でありながら高性能で万能な一枚
今回紹介したなかでも、コスパが高くおすすめの一枚として紹介したいのが「オリコEXGold for Biz」です!
オリコEXGold for Bizは低年会費でありながら、ゴールド法人カードのなかでもバランスのとれた万能な1枚となっています。
特に注目してほしいのが、還元率が最大で1.1%になるポイントシステム!
この還元率は、数多くある法人カードのなかでも非常に高い数値です。
年間200万円以上利用することでこの還元率が有効になるので、ハードルも高くなく実現しやすいものになっています。
他の法人カードと比較しても、倍以上お得にポイントを貯めることができるので、法人カードを利用して経費削減に繋げていきたい方に特におすすめです。
また、ゴールドランクの法人カードでありながら、年会費2,000円とコスパに優れている点も魅力的。
さらに初年度は無料で利用でき、初期費用がかからないので導入がしやすいのも特徴となります!
コスパが高いゴールド法人カードを求める方は、オリコExGold for Bizの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
ステータスの高さで選ぶならこの一枚
ゴールド法人カードのなかでもステータスの高さを重視するなら、「アメックス・ビジネスゴールド」がおすすめです!
比較した通り、アメックスビジネス・ゴールドは、「マイル還元率」「保険サービス」「ビジネスサービス」どれをとっても優秀。
さすが、アメックス社が発行するゴールドランクの法人カードという印象です。
そんなアメックス・ビジネスゴールドには、非常に優秀なサービスが数多く付帯しています。
その付帯サービスの中でも特徴的なのが、「クラブオフ」と「海外向けサービス」です。
クラブオフとは、国内外20万件以上の施設で優待が受けられるサービスのこと。
レストランであったりホテルであったりを優待価格で利用できるため、出張や接待にて活躍することでしょう。
そして、比較表で紹介した通り、このゴールド法人カードには非常に豊富な海外向けサービスが備わっています。
国内外30空港のラウンジを利用できるだけでなく、コンシェルジュサービスも利用可能。
コンシェルジュサービスを利用すれば、出張中でも日本語にてレストランなどの予約ができます。
このように、数多くの優秀なサービスが付帯するアメックス・ビジネスゴールド。
このゴールド法人カードを導入すれば、非常に幅広いビジネスシーンであなたをしっかりとサポートしてくれることは間違いないでしょう。
他にもさまざまな比較ランキングを掲載中!
「年会費・性能・サービス」など、パラメーター1番バラつきが見られるのはゴールドランクです。
そのため、各ランクで比較するのが1番大変なのはゴールドと言われています。
紹介した比較項目を参考に、あなたに合う法人カードを選んでみてください!
また当サイトでは、ゴールド法人カードを集めたランキングも用意。
こちらも参考になりますので、どのゴールド法人カードが1位か、ぜひご覧になってみてください!